2004年 6月13日(日)
山桜第3部 始動 in 鎌倉峡




それは、土曜の晩のことでした。

何気なくテレビを流し見していると、
天気予報のお姉さんが笑顔で僕に語りかけました。

「明日は抜けるような青空が広がります。」

ぬ、抜けるような青空・・・・!?

前回の御嶽で雨に懲りていたので、
梅雨明けまで活動は自粛と決めていたのですが・・・

ヌケルような青空・・・・
ヌケルような・・・

その言葉がお姉さんの笑顔とともに
僕の頭の中をリフレインとなって駆け巡ります。

こうなっては止まりません。

急遽、翌日山に行くことを決意。
メンバーを募ります。
が、さすがに急過ぎて返ってきた返事は「無理」の連発。
かろうじてハルク上野が名乗り出ただけでした。

んー男2人か・・・

一瞬ためらいましたが、
まだ頭の中にはあのリフレインが残っていたので
2人で決行することにしました。


問題はターゲット。
3時から予定が入っていたので
昼過ぎには帰ってこないといけません。
近場で、涼しげで、男2人でも楽しめそうな所は・・・

で、見つけたのがこの鎌倉峡。
宝塚の北西。
三田の手前にある渓谷です。

この辺りは、大阪近郊の低山ながら
自然が手つかずで残っていることで有名で
以前遭難したことで有名な魔の山域です。

さて、かくして、山桜史に残る壮絶な半日スリップ、いや、トリップが始まりました。


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